憧れのケラマブルーが輝く楽園!「渡嘉敷島」

最終更新日: 2020年03月10日カテゴリ: 沖縄を知るタグ: 離島

世界中のダイバーが憧れるケラマブルー。それに出会える場所は、沖縄本島の泊港(とまりん)から日帰りで行くことが出来る慶良間諸島です。2014年に国立公園に指定された諸島の中でも、今回はフェリーで1時間、高速船で35分で行くことが出来る離島「渡嘉敷島」を訪れてみました!


フェリーとかしき

今回は船の揺れが比較的少ないと言われる大型フェリー「フェリーとかしき」をチョイス。1日往復1便の運航となっており、夏季ダイヤは泊港を10:00に出航し、渡嘉敷島に11:10到着。復路は渡嘉敷島を16:00に出航し、泊港17:10到着。料金は片道 大人1690円(小人850円)、往復 大人3210円(小人1610円)です。事前予約は渡嘉敷村船舶課、または渡嘉敷村那覇事務所で電話受付。特に夏休みやGWなど、大型連休時には大勢の人で混み合うため、事前予約がオススメです。予約は、乗船日の2か月前の同日から可能となっています。また、お急ぎの方には「高速船マリンライナーとかしき」もあります。1日往復2便の運航となっており、夏季ダイヤは1便は泊港を9:00に出航し、渡嘉敷島に9:35到着。その折り返しが渡嘉敷島を10:00に出航し、泊港に10:35到着。2便は泊港を16:30に出航し、渡嘉敷島に17:05到着。その折り返しが渡嘉敷島を17:30に出航し、泊港に18:05到着。料金は片道 大人2530円(小人1270円)、往復 大人4810円(小人2410円)。泊港から出発の際、フェリーは発券所からすぐのところより乗船できますが、高速船乗り場は、徒歩5分ほど離れた泊港北岸から乗船します。高速船を使われる方は、北岸にも発券所がありますので直接行かれた方がスムーズに乗船できます。


フェリーから見える慶良間諸島
さて、フェリーに乗り込んだ後は、約1時間デッキのベンチに座り心地よい海風を全身に感じながら、船旅を楽しみます。夏場はクーラーの効いた室内もいいですが、太陽の日差しが照り付ける大海原を眺めながら、時折見えてくる慶良間諸島を眺めるのも最高の楽しみ方です。デッキには男性が上半身裸になって、早速肌を焼くという上級者も。途中、ナガンヌ島が見えたり、他の船舶が見えたり。非常に強い風なので、モノが飛ばされないようにご注意を。渡嘉敷島に近づいてくると、小さな島々が見え始め、なんだかワクワクしてきます!


渡嘉敷島の記念碑
そして「ようこそ とかしき島へ」と書かれた、立派な渡嘉敷港旅客待合所が見えてきました。下船し、まずは待合所近くのショップでレンタカーを借ります。離島めぐりといえばレンタサイクルが有名ですが、渡嘉敷島はとても大きな島で起伏も激しいので、レンタサイクルでの島めぐりには適しません。ちなみに島内には主要スポット行きのバスの運行もあり、片道大人400円(小人200円)です。運行時間にうまく合わせて遊べばお得に済ますことが出来ます。とても親切なスタッフさんから説明を受け、レンタカーでいざ出発!まずは近くの集落をぐるりと一周。古い沖縄独特の雰囲気というよりも、沖縄本島とあまり変わらない一般的な造り。途中、沖縄独特の神社などもあって手を合わせます。



さて、渡嘉敷島といえば、何といってもケラマブルーと称される抜群の透明度を誇るビーチです!ということで、まずは港から近い「渡嘉志久ビーチ」へと向かいます。
渡嘉志久ビーチ
無料駐車場にレンタカーを停めて、ビーチへ!ビーチ前の広い公園のような広場と沢山のヤシの木が、なんだかハワイみたいで癒されます。ビーチに出ると、紫色のかわいらしい花が砂浜から顔を出し、なんとも絵葉書のような景色。まだ午前だからか、目の前に広がる遠浅の薄いエメラルドグリーンの海は静けさに満ちていて、とても波が穏やか。海の透明度はまさに真水のようで、海底がはっきりと見えてしまいます。何度も水をすくってはその透明度を確かめてみます。

想像していたよりも人が少ないから、贅沢なビーチタイムがスタート。改めて日焼け止めをしっかり塗って、海の中へ!肉眼でもしっかりと熱帯魚が見えます。かわいらしい小魚の群れが近寄ってきては逃げたり。シュノーケリングには最高です。それにしても優しいゆるやかな波と宝石のような色の海にプカプカ浮いていると、なんだか時間も悩みも忘れてしまいます。砂浜には沢山の大きな貝殻やキレイなサンゴもあって、拾っていたらいつの間にか両手いっぱいになりました。これも、良いお土産になりそうです。ビーチでは海水浴客のみならず、その美しい景色から、多くの写真家の方も訪れていました。最高のフォトジェニックスポットです。穏やかな渡嘉志久ビーチを堪能した後は、着替えて次の名所へと出発します。



次に向かうのは、渡嘉敷島が誇るもう一つの有名ビーチ、「阿波連ビーチ」です。渡嘉志久ビーチからレンタカーで移動します。途中、起伏が激しい大きな島にもかかわらず、真夏の炎天下、歩いて島めぐりをする強者もいました!それにしても、ところどころ色鮮やかなハイビスカスが咲き誇り、私達を華やかに出迎えてくれます。

ピンクのハイビスカス

途中でレンタカーを停めて、フォトジェニックスポットを楽しみます。よく見てみると、ハイビスカスにもピンクや赤、黄や白など様々な種類があることが分かります。さらに車で向かうと、島を見下ろすことが出来る、展望エリアのような場所もあり、エメラルドグリーンの美しい海、サンサンと照り付ける太陽、青く透き通る空、カラフルなハイビスカスのコラボで、最高の写真を撮影することが出来ました!是非、お気に入りの一枚を撮ってみて下さいね。


さて、渡嘉敷島といえばマリンスポーツのメッカでもあります。慶良間海峡を舞台に様々な体験が出来るんです。神秘的な海中の魅力を満喫するにはスキューバダイビング、スキンダイビング、海抜0mの世界ではシーカヤック、ジェットスキー、ドラゴンボート、サーフィンにフィッシングが最高です。島の西側に位置する渡嘉志久ビーチ・阿波連ビーチは、豊かな珊瑚礁に囲まれた湾状の長い砂浜となっています。夕方になると慶良間海峡に沈んでいく夕陽を拝め、夜になると満点の星空が堪能出来ます。那覇から日帰りで遊びに行くのも良し、渡嘉敷島に宿泊して島時間をゆっくり満喫するのも良し。



ということで、道草を食いながら、ついに阿波連ビーチへ到着しました。
阿波連ビーチ

無料駐車場完備。静けさがポイントだった渡嘉志久ビーチとは一味違い、ビーチ周辺には色々なカフェやショップが立ち並び、とても賑やかで派手な雰囲気です。レンタカーを停めて、ビーチに出てみると、今度は濃いコーラルブルーの美しい海が一面に広がっていました。同じ離島の中でも、場所によってこんなにも海の色が違うことに驚きです。マリンスポーツが盛んな場所で、こちらは沢山の海水浴客で混雑しています。ところどころに生えているヤシの木が南国を感じさせ、リゾート気分を高めてくれます。ここでも海の透明度チェック!午後に訪れましたので、多くの海水浴客が泳いだ後にはなりますが、それにしてもなかなかの透明度。砂浜にある貝殻やサンゴを拾うなら、渡嘉志久ビーチのほうが種類豊富かもしれません。こちらのビーチでも早速日焼け止めを塗って、泳いでみます。


コーラルブルーと太陽の日差しがキラキラ輝き、最高のビーチタイム。水温もちょうどいい感じ。最高のリゾート気分を味わえます。ビーチの片隅にはちょっとしたアクティビティができる森があり、ぶらっと散策してみます。木陰での森林浴がまた気持ちいい!のんびりと歩いていると、何やらガサガサっと音が。なんと、こぶしサイズの大きなヤドカリが!
巨大ヤドカリ

じっと見つめると一生懸命に大きな石を登っていました。離島ならではの生き物に出会えるのも、大きな楽しみの一つ。特に子供連れのファミリーには様々な形で楽しめる場所になることでしょう。やはり、この周辺にも色鮮やかなハイビスカスが咲き誇り、心を癒してくれます。


一通りビーチタイムを楽しんだ後は、島めぐりを再開!渡嘉敷島と言えば、忘れてはならないのは戦争の爪痕です。

集団自決跡地
ところどころに「村指定戦争遺跡」が遺されています。歴史に興味のある方には、そのような遺跡巡りもおススメです。悲惨な沖縄戦を語る上で避けて通れないのが集団自決の歴史です。渡嘉敷島や座間味島などでもその事実が残っています。今回はこの渡嘉敷島に残る集団自決跡地に手を合わせに行くことにしました。レンタカーで山を登り車を停めて、長い入口入ると石碑があり、そこで静かに手を合わせます。そこから奥に向かって一本道が通っており、その周りを覆う森林一帯が集団自決の跡地ということでした。説明の看板が、その悲惨な事実を物語っています。ビーチやリゾートタイムを満喫した後には、このような遺跡巡りも大切な事ですね。


展望エリアからの渡嘉敷島の景色
ということで、あっという間に帰りの船の時間がやってきてしまいました。那覇をベースにして、日帰りでも十分満喫できる慶良間諸島。アクセスしやすく、ケラマブルーと色鮮やかなハイビスカスが美しい魅力満載の「渡嘉敷島」へ是非、足を延ばしてみて下さいね!

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